
Zopeは、
オープンソースの高機能なWebアプリケーションサーバです。
商用の多くのWebアプリケーションサーバが
Javaを記述言語とするJ2EEテクノロジーを基盤としているのに対し、
ZopeはPythonとそれを取り巻く拡張モジュール群を基盤技術としており、
独特のユーザ層を形成しています。
無償のソフトウェアとはいってもWebブラウザでGUIで開発・管理ができるなど完成度は非常に高く、
Pythonのキラーアプリケーションとの評価は衆目一致するところであります。
日本においても日本Zopeユーザ会が結成され、
これから認知が広まっていくことでしょう。
基本的な情報も全てそのWebサイトで得られるので、ここでは省略します。
ZopeはUNIX系各種プラットフォームやWindows、
MacOS Xなどの多くのプラットフォームで稼動実績があります。
ここでは次の環境で試しました。
| OS | Zope |
| Windows XP Home Edition | 2.5.1 |
※Windows版ZopeにはPythonが同梱されているので、別途インストールしておく必要はありません。
- Zopeのホームページから
Zope-2.5.1-win32-x86.exeをダウンロードし、起動すると、
インストーラが立ち上がります。
-
「Select Site Name」デフォルトは「WebSite」になっていますが、
なんでもいいのでここでは「ZopeInstance」とします。
-
「Select Destination Directory」は
C:\Program Files\{Site Name} がデフォルトになっていますが、
適当に C:\Wintools\ZopeInstance とします。
-
「Security」スーパーユーザのアカウントとパスワードを入力します。
これはアプリケーション開発者ではなく、サイト管理者の意味合いで、
管理者らしい名前をつけておきます。下は一例です。
Username: system
Password: ********
- インストーラによってファイルのコピーが終わったあと、
Windows NT/2000/XPの場合は、ZopeをWindowsサービスに登録するか、
それとも毎回手動で(バッチファイルをエクスプローラでたたいて)起動するかを選べます。
Zopeは開発中に再起動しなければならないケースがJ2EE系サーバに比べて少ない
(※手法によります(-_-))
ので、サービスにしても構わないのですが、一応手動としておきました。
インストールできたら、早速Zopeを使ってみます。以降の説明では、
Zopeのインストールディレクトリ(上の例では C:\Wintools\ZopeInstance)を
$ZOPEHOME と表現することにします。
-
$ZOPEHOME\start.bat をダブルクリックします。
コマンドプロンプトのウィンドウが出るので少し待つと、
HTTPサーバ、FTPサーバ、PCGIサーバがそれぞれポート8080、8021、8090
で上がったとのメッセージが出るはずです。
(このポートは $ZOPEHOME/z2.py のパラメータ「HTTP_PORT」「FTP_PORT」
などを編集して変更できます)
- http://localhost:8080/
にアクセスします。「Zope Quick Start」というZopeのホームページが出れば成功です。
- http://localhost:8080/manage
にアクセスします。認証を求められるので、
インストール時に指定したスーパーユーザのアカウントを指定します。
- アプリケーション開発時にアクセスするための、「一般ユーザ」を登録します。
「acl_users (User Folder)」をクリックし、
現れたユーザ一覧(スーパーユーザだけが表示されます)
の画面で「Add...」を押します。
Name: urano
Password: ********
Domains: (空欄)
Roles: Manager
- Windows環境でのZopeの停止方法は簡単です。
なんと、「start.bat」で現れたコマンドプロンプトのウィンドウを×ボタンで閉じるだけです。
サービスとして登録している場合は?
もちろん、コントロールパネルまたはコンピュータの管理からサービスの一覧画面を出し、
停止させればOKです。
セクションのサブメニューに戻る
(first uploaded 2002/05/26 last updated 2002/12/08)