
| ■ | Gtk+とは? |
Gtk+自身はC言語で利用するライブラリツールキットですが、 Perlに対するPerl/Gtk+、Pythonに対するPyGTKなど、 他の言語からも利用できる拡張インターフェース (バインディングと呼ばれます)も配布されているので、これらの言語からも使うことはできます。 しかし、このバインディングはGtk+の開発陣がGtk+を公開してから有志の方が移植、 ではないですが、対応するため、少しタイムラグが出ます。 Gtk+の違うバージョンを2つ以上同時に使うのはたいへんややこしいので、 バインディングを使うとGtk+の最新機能が使えないこともある、 と覚悟が必要です。
というわけでGtk+は主にC言語から使われることになると思います。 Gtk+はC言語ながらオブジェクト指向のパラダイムをうまく取り入れており、 統一的なコーディングスタイルでいろいろなGUI部品を操作することができます。 開発者にとってもC言語の知識だけで書けるため、習得はQtより容易でしょう。 ポインタやメモリ管理といったC言語の基礎知識のほかに、 Gtk+は「Glib」という独自のCライブラリを使った記述も必要になるため、 特に線形リストやハッシュテーブルなどアルゴリズムに関する知識もある程度要求されます。 描画機能にはGC(グラフィック・コンテキスト)などかなり低レベルで、 XLibでの概念がそのまま使われている面が多々あり、私はこれを知らなかったので相当苦しみました。 なお、Gtk+ 1.2からは国際化機能がサポートされ、標準で日本語も使用できるようになりました。
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(first uploaded 2000/03/25 last updated 2002/03/25)